Webマーケティング業界の転職・キャリアについて
本カテゴリでは、Webマーケティング業界の転職やキャリアについてまとめています。
まったくの異業種から突然Web系のキャリアを歩む体験をした人間として、「Webの世界でがんばりたい!」、「Web業界に転職したい!」、「マーケティングに興味がある!」と思っている人の背中を少しでも押すことのできるような情報発信をできたらと思います。
Webマーケティング業界の転職・キャリア情報って意外とネット上に転がっていないと学んだ転職活動時代
詳細は後述しますが、こちらのブログを運営している理由に「Web系のキャリアを歩む人の背中を少しでも押したい」という想いがあります。
転職活動時代、いろんな情報収集をWeb上で行おうとしたのですが、職種や業種、Webに関する仕事の情報が驚くほどWeb上に転がっておらず、ググってもググってもちっとも出て来ずに落胆したのを覚えています。
そこで、異業種・未経験からWeb系職種へ飛び込み、なんとかやってきた自分の体験談をベースに何かしらの情報提供をできたらと考え、こちらのブログをやっています。
以下、自分のWeb系キャリアと体験談をまとめています。
異業種・未経験からWebマーケティング業界に社内転職!?キャリアのはじまり
僕のファーストキャリアは「リラクゼーションセラピスト」。ベッドの上でお客様の肩と心をほぐす仕事でした。
もともと文章を書くのが好きだったため、業務の一貫として、店舗のプロモーションのためのブログ記事をコソコソと書いていました。
するとある日、ブログの内容を見たテレビ局から電話があり、取材を受けることに。
テレビ放映の話を受け、のちの上司になる方から突如渋谷のサンマルクカフェに呼び出され、「来月からWebマーケティング担当ね」と、急すぎる通知を受けました。
NHK風に言うと、「その時、歴史が動いた」。
言ってしまえば、異業種からの社内転職のようなものでした。
ここから、僕のキャリアはリラクゼーション発Webマーケティング方面へと大きく舵を切っていくことになります。
Webマーケターとしてのキャリアがスタート!楽しいが難しいお仕事
前月までリラクゼーションサロンでお客様の肩を揉み揉みしてたのに、いきなりWebマーケティング担当として働くことになったわたくし。
腰や肩や首のほぐし方は分かっても、 Googleアナリティクスの分析方法なんて分かるはずがありません。大臀筋の場所は分かってもCVRの意味なんて知るはずもありません。
オウンドメディアの編集・ライティング業務、外部ライターディレクション、サービスサイト・コーポレートサイトの運用、LP作成のディレクション、店舗ブログの管理、SNS運用、イベント企画、プレスリリース作成、メディア提携、記事広告作成…
思えば、広く浅く様々な業務に手を出しては、恥ずかしいくらいの失敗を重ねてきました。
しかし、厳しくもあたたかい上司や同期に恵まれ、なんとか自分の納得のいくアウトプットができるようになりました。
さらなるキャリアアップを目指して!Webマーケティング会社への転職
事業会社の中で、広く浅く業務をする中で、自分の中の課題感として「”これができる!”っていう武器がない」というスキル面での自信のなさが常にありました。
社内で独学でやるのもいいものの、「20代のうちに一生使えるようなWebマーケティングスキルの礎を築きたい」、「25歳、キャリアをグイッと動かすなら今しかない」と考え、思い切って転職を決意。
友達に話を聞いたり、複数の転職エージェントの方に支援してもらいながら、業界では知名度の高いWebマーケティング会社に転職することができました。
カタカナ語の世界!Webマーケティング会社へ転職後の修行の日々
Webマーケティング会社に転職して、最も印象的だったのは、そのカタカナ語の多さ。
社内にいながらもほぼ独りでチマチマやっていた時と比較するとコミュニケーションにおけるカタカナ含有率が半端なかったです。
「ナルハヤでアサインしてアジェンダをシェアしてくれ」
「コンバージョンレイトのエビデンスをスプレッドシートに格納しておいて〜」
「ランチのチーズナンがヘビーで稼働がオワコン」
そんなようなワードのシャワーをデイリーでフルボディにバシャバシャと浴びていました。
主な業務はSEO・コンテンツマーケティングの企業向けコンサルティング。
クライアントビジネスかつ、ITベンチャーということもあり、効率的かつ高品質の分析・改善提案を大量に捌く必要があり、事業会社のWeb担とのスピード感の差に驚愕しました。
想像以上にタフな業務量と働き方に、時々心が折れそうになるものの、転職した後も良い仲間に恵まれ、前職の時は回すことに必死で感じる余裕のなかった「Webマーケティングの面白み」を知ることができました。
またもや転機!コンテンツを自分の手で作りたいという気持ちが爆発し、フリーランスに。
在籍期間中、対企業向けに50社以上のSEO・コンテンツマーケティング支援に携わることができました。
すべてのサイトがそうではありませんでしたが、中には昨年対比オーガニックトラフィック700%、1,000%といった大幅成長を遂げるサイトもありました。
しかし、SEOトラフィックばかりを意識して、中身のない=人の温度感のないコンテンツが溢れかえる世の中に違和感を覚えるようになりました。
また、企業の支援に携わる中で「やっぱり支援だけでなく、自分で作ったコンテンツでちゃんと人の心を動かせる”エモい”仕事がしたい」と思うようになりました。
そして、現在はフリーランスのWebライター、Webマーケター、WebディレクターとしてWebメディア周りで記事を書いたり、編集、マーケティング系業務を中心としながら細々とやっています。